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クラウド・ナイン

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hanptidanpti

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クラウド・ナイン


性別:女性
年齢:不明
搭乗機:カーラ・ディ・ヴォルペ
ICV:桑島法子

愛称はナイン
近年、鮮やかな手口と大胆な犯行で、ヌーベルトキオシティを騒がせている怪盗。
片眼鏡に、白いシルクハットにタキシード、
九つに分かれた縦ロールの髪と一度見れば忘れない豪奢な容姿をしており、
ルビー色の瞳を持つその美貌を隠してすらいないが、
これまで尽く警察の追跡から逃げおおせている。
犯行現場には自らのトレードマークである『9』のサインと狐の面を残していく。
金品財宝ではなく、盗む過程それ自体を目的としているらしく、
盗んだ品は返却し、これまで起こした事件で死者を出したことは無い。
そのためか、一部の民衆の間ではカリスマ的な人気を博している。
一人称は「私」で、男のような口調で喋り、常に上から見下ろすような態度と言動を取る。
それでいて、自分に敵対する者、特に強者に対しては一定の敬意を払う。

犯罪行為は窃盗に留まらず、カーラ・ディ・ヴォルペと言う
人型ロボットを保有しており、ロボット同士の戦闘が起こった場合には、
突如現れ戦闘に割って入ると言った行為を繰り返している。
橘絢音とは警察と怪盗と言う関係もあってか、これまで何度も現場で交戦したことがあり、
彼女を自らの好敵手として鍛え上げようと、何度も彼女と雷切の前に現れる。


+ ...
その正体は、妖怪であり、日本三大妖怪の一体、玉藻の前
平安時代、ひいては殷王朝の時代からこの地球に存在し続け、姿形を変えて暗躍してきた。
幾つもの国を滅ぼしながら、放埓の日々を続けていたが、
平安時代に朝廷の軍勢によって討伐され、
電磁波を留める『殺生石』に封じられ、長い間眠りについていた。
しかし、現代になって増加したゲッター線、並びに電磁波の影響で殺生石が砕け、復活を果たした。
復活した彼女にとって、複数の組織が凌ぎを削る現代の世界は
大変刺激的なものであり、より自分好みに盛り上げようと画策する。
霊鞍アズサに、妖怪と電磁波の関係についてヒントを授けたのも彼女。

彼女を知る人間達からは悪の権化とも呼ばれるが、
実は悪と同様も善も愛しており、かつて殺生石に封じられた時も、
自らの物語を善悪のバランスを取った上で完結させるため、わざと斃されている。
善と悪、奸計と謀略、平和と戦争、そして未来への可能性に満ち溢れた
この星とそこに住む人間達を愛しており、
人を脅かす人外の怪物も、それがより星の争いを盛り上げる者であるならば容認する。
ただし、人の歴史が終わってしまう事には強い危機感を持ち、そのような存在には本気の敵意を向ける。

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