蒼峰海女乃(あおみね・あまの)


性別:女
年齢:19歳
ICV:伊藤静

約60年前、第弐次世界大戰期の蒼峰海女乃。
背中まで伸びた長い紫色の髪をした美女で、
蒼峰家の戦闘装束である、水色の袴の巫女服を着用している。
当時から奔放な性格で、いい男に目が無い。
一方で束縛を嫌い、己の価値観のみを基準として生きている。
ただし、自分の欲を満たすために、巨大な権力を頼ることを恥とは思っていない。
彼女にとっては、世界の総ては自分の快楽を満たすための道具であり、
本質は宿敵であったルビーネ・シャルラッハロートと変わらないと言われている。

当時は、枢軸国である日本皇国の巫会に所属していたが、
神霊同盟から破格の報酬を提示され鞍替えする。
最高峰の霊能者としての資質ばかりか、優れた戦術眼を持つ彼女は、
開戦当初から日本の敗北は不可避であると確信していたのだ。
故に、早期に戦争を終わらせるため、FALBEとの戦いを決意した。
その後鴎州に飛び、神霊同盟のFALBE討伐軍に加わって、
FALBEの霊能力者達と熾烈な戦いを繰り広げている。

当時からすでに伝説級の霊伐師であり、
17歳で災害級の禍霊を斃し、“世界最強の霊伐師”の一人に数えられている。
霊能者として破格の才能を持ち、同じく奇跡の体現者たる霊能者達をして、
「同じ生物とは思えない」と呼ばれるほど。霊能者を越えた霊能者。
水を司る『海御霊(うみみたま)』と契約しているが、
彼女自身が持つ霊力が莫大なため、
いくら炎や泥を投じても海の水を干しきれないのと同様、およそ弱点というものが無い。
基本的な身体能力や剣術、体術も最高クラス。
その身に纏う精霊障壁はあらゆる間接攻撃を無効化し、
その状態からでも戦車の小隊を吹き飛ばすほどの強大な一撃を放つことが出来る。
また、例え周囲に水の無い状態でも、雨雲を呼ぶことで瞬時に豪雨を降らせ、
己に優位なフィールドに造り変えることが出来る。

守護精霊(ガーディアン・スピリット)は長大な海の龍 『リュウグウノミコト』
それを自在に操り、敵軍を砂利のごとく押し流す姿から、
欧米人たちが彼女につけた仇名が 『青龍(ブルードラゴン)』
大戰後期から参加したにもかかわらず、FALBEの名だたる霊能者を
次々に血祭りにあげ、連合側からは希望の星として、
敵対勢力からは恐怖の象徴として君臨した。

また、従来の社会とのつながりが希薄だった霊能者達と異なり、
社会の掟や戦略をよく理解しており、
それ故に現代的な戦術を用いて聖霊教会を苦しめるFALBEと渡り合うことが出来た。

戦いの末、総統ルビーネ・シャルラッハロートを討ち、大戰を終結へと導く。
その功績で、日本は中華靈国の完全占領を免れたと言っても良く、
神霊同盟の圧力もあり、帰国後も、裏切ったにもかかわらず一切のお咎め無しで済んでいる。
だが、日本の軍上層部には彼女を快く思わぬものも少なくなく、
現代に至るまで、蒼峰家の微妙な立場は続いている。


「私はやりたいようになるだけ、あなたもそうすればいい。でも、私の邪魔をするなら、遠慮なく便器の底まで流してあげるわ」

「清廉潔白な英雄は、僅かな失敗でたちまち非難の的になる。度を越して非情に徹しても、やっぱり冷血人間呼ばわりされる。ならその中間あたりにいるのが、正義の味方として一番気楽な立場なのよ」

「ほざけよ!中二病の処女がッ!!」