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霊能系統(れいのうけいとう)


霊能者が扱う霊能は、霊視に身体強化などの基本的なものを除けば、
その身に宿す複合霊子によって大きく五つの系統に分けられる。
なお、一人につき一系統というわけでもなく、例えば身体強化は生物系で、
武器強化は金属系であるが、
このような基本的な霊能は霊伐師クラスとなれば誰もが持っている。
ただしより深い部分まで突き詰めていけるのは、やはり一人一系統である。


自然操作系


水や炎、風に雷といった、定型の無い自然現象に宿る霊を使役する霊能。
元が不定形なため、極めて柔軟な変成が可能だが、
使いこなすには熟練と特殊な才覚を要する。
未熟な霊能では、水や炎をただ放つだけで終わるが、
練達者はそれらを自らの手足のように操り、生物のように意志を与え、
物質として再構成することすら可能である。
「魔法使い(ウィザード)」「精霊使い(エレメントマスター)」などと呼ばれる。


生物使役系


動物や植物といった生物に宿る霊を使役する霊能。
初心者は、傍にいる動物を操るのが精々だが、
その生物を司る概念霊と契約した高位霊能者は、
物質を生物に変え、霊力を与えてより強力な個体にすることすら可能とする。
「獣使い(ビーストテイマー)」「幻獣使い」などと呼ばれる。


金属錬成系


金属、即ち定型を持ち、生命の存在しない物質に宿る霊を使役する霊能。
単純なものでは、武器の強化や遠隔操作だが、
高位の霊能者はいくつもの部品を組み合わせて
一個の“機械”を作り出し、霊力をエンジンとして自在に操ることを可能とする。
機構が複雑であればあるほど強度は増し、また難易度も上がる。
その強みは媒介となりうる素材が常に身近に、しかも大量に存在すること。
また、機械技術の進歩によって、より強力な兵器を操れるようになっている。
現代社会の進歩とともに、進化していった霊能である。
「錬金術師」や「人形遣い」などと呼ばれる。


寓話再現系


人間が思い描き、創り出してきた『物語』に宿る霊を使役する霊能。
物語霊と共振させることで、作中の登場人物の能力を再現する、極めて希少な霊能である。
希少である理由は、この霊能を扱う条件が、
物語の登場人物と精神を同調させる必要があるため。
ただなりきるだけでは大した霊能は扱えないが、
その人物と心から同一の精神状態になれば、本物さながらの能力を行使できる。
だが、それはもはや精神崩壊一歩手前であり、
現実と物語の区別がつかなくなり、精神を病む霊能者も多い。


高次概念系


上の四つのいずれにも当てはまらぬ系統。
確たる形で表現することが出来なくても、
自然界に確かに存在している「生命」「破壊」「災い」などの、
より曖昧な概念に宿る霊を使役する霊能。
神霊に極めて近い、超高位の霊能であり、使える霊能者はごく少数。
それ一つで、数多の現象をくくることが出来、
複数の系統に跨る様々な霊能を行使できる。