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<h2>徳川家康（とくがわ・いえやす）</h2>
<table border="1" cellspacing="1" cellpadding="1" width="200"><tbody><tr><td>性別</td>
<td>男</td>
</tr><tr><td>年齢</td>
<td>７５歳</td>
</tr><tr><td>所属</td>
<td>江戸幕府</td>
</tr><tr><td>ＩＣＶ</td>
<td>大川透</td>
</tr><tr><td>登場作品</td>
<td>巷説修羅剣客伝</td>
</tr></tbody></table><p><br />
戦国の乱世を終わらせ、江戸幕府を開いた初代征夷大将軍。<br />
かつては争いの無い平和な時代を作るため、<br />
本多忠勝ら多くの忠将と共に戦乱の時代を駆け抜けた英傑。<br />
戦乱期は、織田信長ら有力大名と同盟を結んだり、<br />
影で策謀を巡らして、じわじわと勢力を伸ばしていった。<br />
それゆえに、“狸”や“黒い血の一族”などと蔑称されるが、<br />
それは勝機を見出すまでは妄りに動かぬ強い忍耐心の現れである。<br />
結果的にそれが、徳川家の天下統一へと繋がる事となる。<br /><br />
しかし、幕府を開いた後も諸外国からの圧力、攘夷浪士によるテロ、<br />
なおも強い勢力を残す地方大名と問題は山積みであり、<br />
さらには、幕府を影で掌握する＜万寿菊＞の跳梁、<br />
加えて孫娘・万姫の暴走ぶりに頭を悩ませる日々が続き、<br />
とどめにそれまでの我が身を省みぬ苦労がたたって<br />
かつての理想に燃え、覇気漲る武将とは<br />
別人のように弱弱しく老け込んでしまった。<br />
今では将軍とは名ばかりの、＜万寿菊＞の傀儡に成り果てている。</p>