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「降矢木響夜（ネタバレ）」(2011/01/01 (土) 09:47:12) の最新版変更点

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<h2><span style="color:#000000;"><span style="color:#000000;">降矢木響夜（ふりやぎ・きょうや） </span></span></h2>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">
<p> </p>
<p><span style="color:#000000;"><span style="color:#000000;"><span style="color:#000000;">【ネタバレ情報】<br /></span></span></span></p>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">  </div>
</div>
</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">『降矢木響夜』とは降矢木最後の魔女・降矢木響鳴（きょうめい）の息子。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">既に魔道としては没落寸前だった降矢木家の跡取りであるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">父親はおらず遺伝子提供による体外受精によって生まれた。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">遺伝子の提供者はヴァンデルドルフ・フォン・ハイデッガー。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">まだ僅かに残っていた、降矢木家のＷＭＣ内での</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">利権を手放す事と引き換えにその取引を了承した。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">この取引で獲得した権益で、ワイズマン側と肩を並べる事が出来る為である。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">だが、降矢木響鳴の狙いは、降矢木とハイデッガーの遺伝子を</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">掛け合わせる事で、両家を滅ぼしうる最強の戦士を生み出す事だった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴には、繁栄を続けるワイズマン、ハイデッガー両家への妬みと憎しみ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">そして、かつての降矢木家の繁栄を取り戻す為の妄執しか無かった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴によって、オリジナルの降矢木響夜を元にした</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">十数体のホムンクルスが生み出され、彼らへの兵器としての教育が始まった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">全ては、降矢木家に伝わる伝説の魔器・・・</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">『ディス・パテールの鎌』を最大限に発揮できる使い手の創造にあった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">なお、この研究にはザナドゥ・ナタナトス伯爵が関わっていたとされ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴に自身が得意とするホムンクルス技術を提供した。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ディス・パテールの鎌は、普段はただの魔器であるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その奥には降矢木が開発した究極の魔道兵器『冥王』が眠っている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">だが、その余りに膨大な魔力ゆえ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">同調できぬ者が無理にその力を引き出そうとすれば、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">全身を冥王に浸食され、精神が灰となって死んでしまう。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴ですらそれは叶わず、危うく命を落としかけた。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その教育は熾烈を極め、劣る者達は次々に命を落としていった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響夜のホムンクルス達は、幼少時代はおよそ人間らしい扱いも</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">母親の愛情も受けず、ひたすら兵器として育てられた。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">過酷な訓練の過程で、ホムンクルス達は次々と命を落とし、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">生き残った者もディス・パテールの鎌による強制契約試験によりやはり死んでいった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">数が減るたびに、新たなホムンクルスを生み出し、補充する・・・</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ホムンクルス達には人としての尊厳など一切認められず、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">試練を乗り越えた先にも生存率０％の絶望しかなかった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その地獄の日々の中でただ一人生き残ったのが・・・今の響夜である。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響夜は本物の響夜ではなく、そのホムンクルスである。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">だが、その過程で自我に目覚め、自身の身を守る為に母親を殺してしまう。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">母親は、響夜の事をワイズマンとハイデッガーへの</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">復讐の道具としてしか使うつもりが無く、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その後はバラティエ教授に引き取られ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ギデオンとの交流で徐々に人間らしさを取り戻していく。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">それでも、母親に刷り込まれた戦闘機械としての洗脳は残っており、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">口は軽いが任務となれば人間離れした冷徹さと判断力を発揮する。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">当初は、自分の境遇を嘆く時期もあったが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">やがてどのような出生だろうと、生きていく事には意味があると悟る。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">なお、この技術で生み出されたホムンクルスは短命で死ぬ。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">今の響夜が生き延びているのは、全てディス・パテールの鎌からの魔力供給による。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ディス・パテールの鎌は別次元の産物とされ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">真の能力は『この世ならざるものを切り裂く』事。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">この能力は、最終決戦でオリジナル・ワイズマン撃破に使われた。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">
<p>その際の技名は『冥王の鎮魂曲（ハーデスレクイエム）』。</p>
<p> </p>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><strong><font size="4">降矢木響夜（賢者の翼）</font></strong></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">
<p> </p>
<p>魔器：ディス・パテールの鎌、メルクリウスの宝杖、賢帝の鎌アルスマグナ</p>
</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ギデオンと決着をつけた後、正体を現した</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">メリアム＝オリジナルウェポンの攻撃で、響夜は半身を破壊される。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">死に行く彼を救ったのはギデオンで、錬金術の秘法を用い、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">自らの身体を分解・再構成して、響夜の欠損した肉体を修復した。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">これにより、響夜はワイズマン、ハイデッガー、降矢木の</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">三つの魔道の血を結集した当代最高の魔術師の肉体を授かり復活した。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">喋り方などは響夜と全く同じであるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">実際には二人の精神が合一した事により、全く別個の人格・存在となっている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">錬金術の奇跡により誕生した人間魔器であり、既に人ではない。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">黒と金のローブをまとい、背中からは天使のような金色の翼と</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">翼竜の化石を象った漆黒の翼が生えている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">武器はディス・パテールの鎌とメルクリウスの宝杖。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">およびそれらを錬金術で合成した金色の大鎌『賢帝の鎌アルスマグナ』。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ファンタスマゴリアへのアクセス能力を有しており、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">そこから情報を引き出す事でオリジナル・ワイズマンに匹敵する魔術を行使できる。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">成層圏で仲間達と共にオリジナルウェポンと激戦を繰り広げた。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">万象を破壊する『冥王』による圧倒的な攻撃力を誇るが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">同時に自身の肉体も急速に破壊されるため、自壊を上回る超速再生を行う必要がある。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その再生は、ギデオン側の体が錬金術で行っている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">このバランスが崩れれば、即座に死に至るため、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">攻撃の最中に被弾することは許されない。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">故に魔術で弾幕を張る必要があるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">古代魔導文明の祖であるオリジナルウェポンには</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">現代魔術は読み切られていて攻撃手段たり得ない。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">決定的な一撃を叩き込むには必ず接近せねばならないため、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">常に死と隣り合わせの戦いを強いられることになる。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">オリジナルウェポンを撃破した後、崩壊し掛けた世界を修復し、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ワイズマンの残留思念を消し去る為、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">時空の狭間からファンタスマゴリアへと消えていった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
</div>
</div>
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<h2><span style="color:#000000;"><span style="color:#000000;">降矢木響夜（ふりやぎ・きょうや） </span></span></h2>
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<p> </p>
<p><span style="color:#000000;"><span style="color:#000000;"><span style="color:#000000;">【ネタバレ情報】<br /></span></span></span></p>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">  </div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">『降矢木響夜』とは降矢木最後の魔女・降矢木響鳴（きょうめい）の息子。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">既に魔道としては没落寸前だった降矢木家の跡取りであるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">父親はおらず遺伝子提供による体外受精によって生まれた。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">遺伝子の提供者はヴァンデルドルフ・フォン・ハイデッガー。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">まだ僅かに残っていた、降矢木家のＷＭＣ内での</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">利権を手放す事と引き換えにその取引を了承した。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">この取引で獲得した権益で、ワイズマン側と肩を並べる事が出来る為である。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">だが、降矢木響鳴の狙いは、降矢木とハイデッガーの遺伝子を</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">掛け合わせる事で、両家を滅ぼしうる最強の戦士を生み出す事だった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴には、繁栄を続けるワイズマン、ハイデッガー両家への妬みと憎しみ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">そして、かつての降矢木家の繁栄を取り戻す為の妄執しか無かった。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴によって、オリジナルの降矢木響夜を元にした</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">十数体のホムンクルスが生み出され、彼らへの兵器としての教育が始まった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">全ては、降矢木家に伝わる伝説の魔器・・・</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">『ディス・パテールの鎌』を最大限に発揮できる使い手の創造にあった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">なお、この研究にはザナドゥ・ナタナトス伯爵が関わっていたとされ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴に自身が得意とするホムンクルス技術を提供した。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ディス・パテールの鎌は、普段はただの魔器であるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その奥には降矢木が開発した究極の魔道兵器『冥王』が眠っている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">だが、その余りに膨大な魔力ゆえ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">同調できぬ者が無理にその力を引き出そうとすれば、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">全身を冥王に浸食され、精神が灰となって死んでしまう。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響鳴ですらそれは叶わず、危うく命を落としかけた。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その教育は熾烈を極め、劣る者達は次々に命を落としていった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響夜のホムンクルス達は、幼少時代はおよそ人間らしい扱いも</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">母親の愛情も受けず、ひたすら兵器として育てられた。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">過酷な訓練の過程で、ホムンクルス達は次々と命を落とし、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">生き残った者もディス・パテールの鎌による強制契約試験によりやはり死んでいった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">数が減るたびに、新たなホムンクルスを生み出し、補充する・・・</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ホムンクルス達には人としての尊厳など一切認められず、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">試練を乗り越えた先にも生存率０％の絶望しかなかった。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その地獄の日々の中でただ一人生き残ったのが・・・今の響夜である。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">響夜は本物の響夜ではなく、そのホムンクルスである。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">だが、その過程で自我に目覚め、自身の身を守る為に母親を殺してしまう。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">母親は、響夜の事をワイズマンとハイデッガーへの</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">復讐の道具としてしか使うつもりが無く、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その後はバラティエ教授に引き取られ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ギデオンとの交流で徐々に人間らしさを取り戻していく。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">それでも、母親に刷り込まれた戦闘機械としての洗脳は残っており、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">口は軽いが任務となれば人間離れした冷徹さと判断力を発揮する。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">当初は、自分の境遇を嘆く時期もあったが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">やがてどのような出生だろうと、生きていく事には意味があると悟る。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">なお、この技術で生み出されたホムンクルスは短命で死ぬ。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">今の響夜が生き延びているのは、全てディス・パテールの鎌からの魔力供給による。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ディス・パテールの鎌は別次元の産物とされ、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">真の能力は『この世ならざるものを切り裂く』事。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">この能力は、最終決戦でオリジナル・ワイズマン撃破に使われた。</div>
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<p>その際の技名は『冥王の鎮魂曲（ハーデスレクイエム）』。</p>
<p> </p>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><strong><font size="4">降矢木響夜（賢者の翼）</font></strong></div>
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<p> </p>
<p>魔器：ディス・パテールの鎌、メルクリウスの宝杖、賢帝の鎌アルスマグナ</p>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ギデオンと決着をつけた後、正体を現した</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">メリアム＝オリジナルウェポンの攻撃で、響夜は半身を破壊される。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">死に行く彼を救ったのはギデオンで、錬金術の秘法を用い、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">自らの身体を分解・再構成して、響夜の欠損した肉体を修復した。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">これにより、響夜はワイズマン、ハイデッガー、降矢木の</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">三つの魔道の血を結集した当代最高の魔術師の肉体を授かり復活した。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">喋り方などは響夜と全く同じであるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">実際には二人の精神が合一した事により、全く別個の人格・存在となっている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">錬金術の奇跡により誕生した人間魔器であり、既に人ではない。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">黒と金のローブをまとい、背中からは天使のような金色の翼と</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">翼竜の化石を象った漆黒の翼が生えている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">武器はディス・パテールの鎌とメルクリウスの宝杖。</div>
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およびそれらを錬金術で合成した金色の大鎌<strong>『賢帝の鎌アルスマグナ』</strong>。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ファンタスマゴリアへのアクセス能力を有しており、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">そこから情報を引き出す事でオリジナル・ワイズマンに匹敵する魔術を行使できる。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">成層圏で仲間達と共にオリジナルウェポンと激戦を繰り広げた。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">万象を破壊する『冥王』による圧倒的な攻撃力を誇るが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">同時に自身の肉体も急速に破壊されるため、自壊を上回る超速再生を行う必要がある。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">その再生は、ギデオン側の体が錬金術で行っている。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">このバランスが崩れれば、即座に死に至るため、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">攻撃の最中に被弾することは許されない。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">故に魔術で弾幕を張る必要があるが、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">古代魔導文明の祖であるオリジナルウェポンには</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">現代魔術は読み切られていて攻撃手段たり得ない。</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">決定的な一撃を叩き込むには必ず接近せねばならないため、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">常に死と隣り合わせの戦いを強いられることになる。</div>
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<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">オリジナルウェポンを撃破した後、崩壊し掛けた世界を修復し、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">ワイズマンの残留思念を消し去る為、</div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;">時空の狭間からファンタスマゴリアへと消えていった。</div>
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