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**魔法巨人エトワリヨン 用語 **異界芸術家(デメンチスト) 次元の壁を越え、地球の素材を利用して 自らの芸術作品を創ろうとする異世界の芸術家たち。 彼らは『創造の園』と呼ぶ地球世界は、魅力的な素材の宝庫であり、 過去に多くの異界芸術家がこの星を訪れていた。 神話や伝承で語られる神や悪魔、天使、妖精、幻獣、魔法使いは、 全て彼ら自身か、彼らの創り出したオブジェである。 異界芸術家たちは、地球に存在する様々な物体に着想を得て、 独自の感性の赴くままに改造し、巨大な&bold(){『オブジェ』}へと変える。 多くの場合、彼らは周囲に自らの作品を注目させるために、 最も手っ取り早い手段として&bold(){暴れさせる}。 一方で、彼らは何より人命を重んじる。 生命とはあまねく芸術の卵であり、何が将来の芸術の損失に繋がるか分からないからだ。 彼らの思考形態は何を置いても『芸術的』であることが優先される。 なおこの事実は地球側には知られていない。 芸術家は作品で己を語るもので、余計な自己主張はしないのだ。 よって、地球側からは総じてオブジェは怪獣か、宇宙人の侵略兵器と見做されている。 **芸術闘争(アート・ウォー) 異界芸術家の住む異世界では、互いの作品の優劣を、創り出したオブジェを戦わせ、その勝敗を持って決定する。 他者を交えた評価は、多様な価値観が混じる故に、絶対とはなりえない。 美しさこそが至上という考えは、あちらの世界の社会を支配する普遍的な思想であり、 真に美しいものは決して滅びることはないとされる。 故に、戦って相手のオブジェを破壊し、勝利することが、 何よりも信頼できる評価であり、美しさの証明となる。 時折、権力者の手で『コンクール』が開かれることがあり、 一つの次元、一つの惑星に数多の異界芸術家を集め、最も優れた作品を決定する。 前述の理由から、その形式はルール無用のバトルロイヤルとなる。 開催地には多くの異界芸術家が集まり、 オブジェ同士を戦わせる熾烈な闘争の舞台と化す。 ルシフェルの堕天に端を発した天使と悪魔の闘争、北欧神話のラグナロクも、 地球で行われたコンクールを、人類が勝手に解釈したものである。 ちなみに優勝者には権力者が溜め込んだ魔力と、新たな異次元への通行権が与えられる。 異界芸術家は常に、芸術作品の創作に必要となる魔力に困窮しているため、 この賞品は喉から手が出るほど欲しい代物である。 新たな創作の糧となる別世界への通行権も同様。 **超芸術 彼ら異界芸術家は『事象干渉能力』を持ち、 限定空間内の事象を思うさまに改変することが出来る。 地球にも僅かながら存在しており、それらは『魔法』と呼ばれる。 地球では、魔法が極めて使いにくい環境であるため、 故郷の異世界と比べてその使用は大きく制限される。 彼らの住まう異世界では、優れた技術や能力は全て芸術とされるため、 異界芸術家の使う事象干渉能力は『超芸術』と呼称される。 **異世界における魔力 事象干渉能力、即ち魔法が普及している異世界では、 金銭や石油などの物質的なエネルギーに価値はなくなり、 魔法を行使するための燃料である魔力が富や財と見做されている。 魔力とは個人に宿る生命力のことであるが、 分割し、物質に注入して保存しておくことも出来る。 この魔力が物品を交換する時の通貨や、権力者へ納める税金として使われている。

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