「荒巻 圭十郎」(2011/05/28 (土) 05:47:24) の最新版変更点
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**荒巻 圭十郎(あらまき・けいじゅうろう)
性別:男
年齢:42歳
[[龍宮国]]の侍大将にして、四重臣の一人。
焼き魚の皮のように、白い部分が混じった黒髪を後ろで束ねている。
やくざ者のように強面な外見からは近寄りがたい印象を受けるが、
実際のところは人当りが良く、物事の筋はきっちり通す人物である。
剣の達人で、腰に差した二刀の刃を振るう。
秘剣&bold(){『紅裂(べにざけ)』}は、あまりの剣速ゆえ太刀筋が見えず、
体が内側から裂けたようにしか見えない恐るべき剣技である。
**荒巻 圭十郎(あらまき・けいじゅうろう)
性別:男
年齢:42歳
[[龍宮国]]の侍大将にして、四重臣の一人。
焼き魚の皮のように、白い部分が混じった黒髪を後ろで束ねている。
やくざ者のように強面な外見からは近寄りがたい印象を受けるが、
実際のところは人当りが良く、物事の筋はきっちり通す人物である。
剣の達人で、腰に差した二刀の刃を振るう。
秘剣&bold(){『紅裂(べにざけ)』}は、あまりの剣速ゆえ太刀筋が見えず、
体が内側から裂けたようにしか見えない恐るべき剣技である。
#region
荒巻の息子は、かつて帝国との紛争で命を落とした。更に、体の弱い妻もそのショックで後を追うように逝ってしまった。
圭十郎は帝国を激しく憎み、報復を誓うが、既に祖国と帝国との間では一時的な和平が締結され、彼は戦う場所を失ってしまう。
侍たる者、私情を捨て、主君がため、国家がために尽くすべし。
圭十郎は己にそう言い聞かせ、表向きは憎しみを堪えて国家を第一に考える武将を装った。
だが、積もる憎しみは、時を経て消えるどころか膨れ上がっていった。
そんな中、セカンド・シュトロームが発生し、龍宮国は再び危機的な状況に陥る。
新しく乙姫となった瑞姫は戦わずに龍宮国を帝国に明け渡す可能性が高い。
乙姫への忠義と自身の憎しみとの狭間で揺れる中、彼の前にNEMOの使者、海蛇と名乗る男が現れる。
自分達に協力すれば、龍宮国を狙う帝国とMUを争わせて共倒れにし、国を守ることが出来ると言う。
精神的に限界に達していた圭十郎は、悪魔との取引に応じてしまう。
やがて彼は過激派の首魁となり、NEMOの協力を得て帝国とMUとの間で戦争を引き起こす計画を推し進める。
しかしその計画はアドリアや泥隠衆に察知され、過激派は固まって行動していたところを一網打尽にされてしまう。
圭十郎自身も、対馬汐と激戦を繰り広げるが、紙一重の差で敗北する。
技量においては、圭十郎が汐を上回っていたが、彼の中の迷いが剣を鈍らせていた。
人間には、そのためなら理性も信念も捨て去ってしまえる黒い衝動が確かにある。
だが、それは最も楽な生き方でしかない。
憎しみや闘争本能に取りつかれ、他者を顧みなくなれば、待っているのは惨めな破滅のみ。
自分のようにはなるなと言い残し、荒巻圭十郎は逝く。
#endregion
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