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**対馬 汐(つしま・うしお) 性別:女 年齢:17歳 搭乗機:[[舵斬丸]] ICV:日笠陽子 東方の島国、[[龍宮国]]からやって来た自“侍”を名乗る少女。 水色の着物を着用し、白いハチマキを付け、長い黒髪を後ろで束ねている。 剣の達人で、背中に身の丈ほどの巨大な肉切り包丁&bold(){『断魚(たちうお)』}を担ぎ、腰には薄く長い包丁&bold(){『柳刃(やなぎば)』}を差している。 元々は単独で行動していた深界魚ハンターで、 深界魚の中でも最強とされる&bold(){『深界龍(リヴァイアサン)』}の討伐を目標として日夜剣技を磨いている。 深界龍の討伐は、彼女の一族にとっての悲願だからだ。 しかし、龍宮国では深界龍は龍神として崇められる対象であり、 それ故に対馬一族は、龍宮国の中でも極上の異端として扱われ、故国から追放された過去を持つ。 最も、世界中を飛び回り深界龍を探す彼ら一族にとっては、望むところであったが。 後先考えず突っ走る性格が災いし、 三角地帯内で食料が尽きて飢え死にしかけていたところで、 自らのFFがクリムゾン・ロブスター号に衝突。 その際、ロッソ団に食料を恵んでもらい、一命を取り留める。 このことに計り知れぬ恩義を感じた汐は、船長であるアドリアを“殿”と認め、彼女の臣下となる。 自称“侍”である彼女の言動や価値観は、アトランティスではかなり突飛に見えてしまい、アホ侍などと呼ばれることも。 侍全体がそうなのか、彼女が特別なのかどうかは定かではない。 それでも、他者に対しては彼女なりの礼節を持って接し、正義感もそれなりに強い。 しかし、ジョーズことマリアナに対しては、 出会った頃から敵愾心を抱き、事あるごとに突っかかっている。 それが何に起因するものか、彼女自身にもよく分かっていない。 よく武器を用いた闘いに発展するが、その度ティレニアに止められている。 とはいえつまらないことで言い争う様は子供の喧嘩のようで、見ていて微笑ましくさえある。 料理の腕前も超一流で、特に魚料理は絶品。 そのため、戦闘要員以上に料理人として重宝している。 &bold(){「信じられる仲間と命を燃やす敵、遥かに高い壁、うむ、この大陸に来て良かった!!」} &bold(){「秘剣!三枚おろしぃぃぃぃぃぃ!!!」} &bold(){「お主のような輩は、我が殿の傍にいるに相応しく無い……!」} 過去 #region 対馬一族は、10年前の大渦事件の後、深界龍の討伐をめざし、一族総出で三角地帯へと向かった。 しかし、一族最後の子供であり、幼かった汐だけは、龍宮国に残された。 そんな彼女を引き取ったのが、当時の乙姫の龍宮珠姫だった。 かつて対馬一族は、龍宮国が帝国とMUとの紛争に巻き込まれた際、必死になって戦い、国を守った。 しかし、龍神教を信仰する龍宮国では、深界龍の討伐を悲願とする彼らは冷遇され続け、珠姫はずっとその事に葛藤と追い目を感じていた。汐を引き取ったのは、せめてもの恩返しである。 汐は珠姫の娘の[[龍宮 瑞姫]]と親しくなり、彼女を守りたいと思うようになる。 しかし、成長するにつれ、外洋へ出て、一族と同じように深界龍の討伐を目指したいと言う想いも強くなっていった。 悩んだ末、最終的に彼女が選んだのは、瑞姫の侍ではなく、対馬一族として生きることだった。 汐はずっとそのことを追い目に感じており、瑞姫や珠姫に合わせる顔は無いと終生龍宮国に戻らない誓いを立てていた。 対馬一族は、深界魚や深界龍に対し、彼らが凶悪な外敵であることとは無関係に、本能的に強烈な敵意を抱く。 これは彼女ら一族に流れる血が原因とされ、このような衝動を持つ血族は、対馬一族以外にも世界中にいるらしい。 #endregion #region [[ジョーズ]] 「いちいち突っかかってくるウザい女。いつか殺す」 [[アドリアーナ・ロッソ]] 「いきなり船に突っ込んできた時は何だあの莫迦はと思ったけど、今じゃすっかり我がロッソ団のエース。いい拾い物をしたと思っているわ」 [[ティレニア・ネイシス]] 「着物の下からちらりと覗くサラシが妄想を掻きたてるのよねぇ。スタイルもいいみたいだし……むふふ」 [[龍宮 瑞姫]] 「また、昔みたいに友達に戻れたらいいのに……それと、マリアナさんと喧嘩して欲しくないです」 [[ハンス・ベーリング]] 「深界魚狩りの血族は珍しい。ロッソ団には、面白い人材が集まるな」 [[ソロモン・ブルーウォーター]] 「同じ弱肉強食の摂理に反逆する者同士、彼女は本来、ぼくの側にいる方が自然なんだけどね。 いや、血の宿命に抗うのも、彼女なりの&bold(){冒険}と言えるか」 #endregion
**対馬 汐(つしま・うしお) 性別:女 年齢:17歳 搭乗機:[[舵斬丸]] ICV:日笠陽子 東方の島国、[[龍宮国]]からやって来た自“侍”を名乗る少女。 水色の着物を着用し、白いハチマキを付け、長い黒髪を後ろで束ねている。 剣の達人で、背中に身の丈ほどの巨大な肉切り包丁&bold(){『断魚(たちうお)』}を担ぎ、腰には薄く長い包丁&bold(){『柳刃(やなぎば)』}を差している。 元々は単独で行動していた深界魚ハンターで、 深界魚の中でも最強とされる&bold(){『深界龍(リヴァイアサン)』}の討伐を目標として日夜剣技を磨いている。 深界龍の討伐は、彼女の一族にとっての悲願だからだ。 しかし、龍宮国では深界龍は龍神として崇められる対象であり、 それ故に対馬一族は、龍宮国の中でも極上の異端として扱われ、故国から追放された過去を持つ。 最も、世界中を飛び回り深界龍を探す彼ら一族にとっては、望むところであったが。 後先考えず突っ走る性格が災いし、 三角地帯内で食料が尽きて飢え死にしかけていたところで、 自らのFFがクリムゾン・ロブスター号に衝突。 その際、ロッソ団に食料を恵んでもらい、一命を取り留める。 このことに計り知れぬ恩義を感じた汐は、船長であるアドリアを“殿”と認め、彼女の臣下となる。 自称“侍”である彼女の言動や価値観は、アトランティスではかなり突飛に見えてしまい、アホ侍などと呼ばれることも。 侍全体がそうなのか、彼女が特別なのかどうかは定かではない。 それでも、他者に対しては彼女なりの礼節を持って接し、正義感もそれなりに強い。 しかし、ジョーズことマリアナに対しては、 出会った頃から敵愾心を抱き、事あるごとに突っかかっている。 それが何に起因するものか、彼女自身にもよく分かっていない。 よく武器を用いた闘いに発展するが、その度ティレニアに止められている。 とはいえつまらないことで言い争う様は子供の喧嘩のようで、見ていて微笑ましくさえある。 料理の腕前も超一流で、特に魚料理は絶品。 そのため、戦闘要員以上に料理人として重宝している。 &bold(){「信じられる仲間と命を燃やす敵、遥かに高い壁、うむ、この大陸に来て良かった!!」} &bold(){「秘剣!三枚おろしぃぃぃぃぃぃ!!!」} &bold(){「お主のような輩は、我が殿の傍にいるに相応しく無い……!」} 過去 #region 対馬一族は、10年前の大渦事件の後、深界龍の討伐をめざし、一族総出で三角地帯へと向かった。 しかし、一族最後の子供であり、幼かった汐だけは、龍宮国に残された。 そんな彼女を引き取ったのが、当時の乙姫の龍宮珠姫だった。 かつて対馬一族は、龍宮国が帝国とMUとの紛争に巻き込まれた際、必死になって戦い、国を守った。 しかし、龍神教を信仰する龍宮国では、深界龍の討伐を悲願とする彼らは冷遇され続け、珠姫はずっとその事に葛藤と追い目を感じていた。汐を引き取ったのは、せめてもの恩返しである。 汐は珠姫の娘の[[龍宮 瑞姫]]と親しくなり、彼女を守りたいと思うようになる。 しかし、成長するにつれ、外洋へ出て、一族と同じように深界龍の討伐を目指したいと言う想いも強くなっていった。 悩んだ末、最終的に彼女が選んだのは、瑞姫の侍ではなく、対馬一族として生きることだった。 汐はずっとそのことを追い目に感じており、瑞姫や珠姫に合わせる顔は無いと終生龍宮国に戻らない誓いを立てていた。 対馬一族は、深界魚や深界龍に対し、彼らが凶悪な外敵であることとは無関係に、本能的に強烈な敵意を抱く。 これは彼女ら一族に流れる血が原因とされ、このような衝動を持つ血族は、対馬一族以外にも世界中にいるらしい。 #endregion 他者寸評 #region [[ジョーズ]] 「いちいち突っかかってくるウザい女。いつか殺す」 [[アドリアーナ・ロッソ]] 「いきなり船に突っ込んできた時は何だあの莫迦はと思ったけど、今じゃすっかり我がロッソ団のエース。いい拾い物をしたと思っているわ」 [[ティレニア・ネイシス]] 「着物の下からちらりと覗くサラシが妄想を掻きたてるのよねぇ。スタイルもいいみたいだし……むふふ」 [[龍宮 瑞姫]] 「また、昔みたいに友達に戻れたらいいのに……それと、マリアナさんと喧嘩して欲しくないです」 [[ハンス・ベーリング]] 「深界魚狩りの血族は珍しい。ロッソ団には、面白い人材が集まるな」 [[ソロモン・ブルーウォーター]] 「同じ弱肉強食の摂理に反逆する者同士、彼女は本来、ぼくの側にいる方が自然なんだけどね。 いや、血の宿命に抗うのも、彼女なりの&bold(){冒険}と言えるか」 #endregion

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