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*御霊巫戰紀 用語集 霊伐師 **霊伐師(れいばつし)/スレイヤー 世に仇なす忌霊や禍霊を、霊能の力で討ち滅ぼす者たちの総称。 英語圏では「スレイヤー」と呼ばれる。対忌霊戦に特化した戦闘用の能力を持っている。 御霊巫師(ドミネーター)も霊伐師の一種であるが、 通常の霊伐師と一線を画す強大さゆえ、 御霊巫師ではない一般の霊伐師を「霊伐師」と括ることも。 世の総ての霊伐師は「神霊同盟」に所属することが義務付けられており、 組織及び、協定を結んだ国家権力のバックアップを受けて活動している。 **御霊巫師(ごりょうふし/みたまかんなぎ)/ドミネーター 概念霊たる大御霊の力を行使する、高位の霊能力者たちの総称。 御霊巫師になれるのは、大御霊と極めて酷似した霊的波長をもつ、 特殊な血統の人間に限られる。 大御霊と霊的波長を合わせ、自然界に自身こそが大御霊であると錯覚させることで、一時的にその大御霊の権限を行使できる。 この行為を&bold(){「契約」}と呼び、契約した大御霊を&bold(){「契約御霊」}と呼ぶ。 一般の霊能者とは一線を画す破格の能力を持ち、 体内に契約御霊の霊子を集めることで身体能力を超人の域にまで引き上げ、 それぞれの契約御霊に纏わる自然現象を操ることから、通常兵器ではまず歯が立たない。 一つの大御霊につき一人ではなく、複数人が「契約」することもできる。 大御霊は意志を持たず、ただ波長の合う霊能者に力を与えているにすぎないので、 その力をどのように使うかは御霊巫師本人の自由意思に委ねられている。 英語圏では、自然現象を支配することから&bold(){「ドミネーター」}と呼ばれる。 なお、大御霊の力を行使できると言っても、無限に力を引き出せるわけではなく、御霊巫師自身の霊力の及ぶ限りのことしかできない。 **霊伐刀(れいばつとう) 霊伐師が使う武器で、霊子を帯びやすい性質を持ち、斬った物体に霊的な効果を及ぼすことができる。 年月を経た武器ほど霊的効果が大きいとされ、名のある霊伐師の家系は、代々伝わる名霊伐刀を所有している。 御霊巫師は、これを基点として大御霊から力を引き出している。 形状は霊伐師個人や、出身国家や地域によって異なる。 **封鎖霊域(ふうされいいき) 大御霊と契約した御霊巫師にのみ使える霊能の一つ。 御霊巫師は、通常その強大な霊力を抑え、社会に溶け込んでいる。 しかし、一度霊力の封印を解き、周囲の空間に解放した場合、 一般人が持つ低級の霊子は、遥かに上位の大御霊の存在を知覚し、 畏怖を覚え、遠ざかろうとする。 人間はその影響を受け、無意識下でその中心から逃げ出すようになる。 これにより、御霊巫師の戦う領域から被害に巻き込まれる恐れのある 一般人を事前に逃がし、更に近づけさせないことが可能で、 所謂&bold(){「人払いの結界」}を作るのと同じ効果を及ぼすことができる。 これを「封鎖霊域(ふうされいいき)」、略して「封域」と呼び、 強力な御霊巫師ほど広範囲に渡る封域を形成できる。 これ故に、御霊巫師がどれだけ派手な戦闘を行おうとも、一般人の目に留まることはほとんどない。 **霊的治療/霊的修復 霊能力者が持つ霊能の一つ。 破壊され、失われた物体の霊子を、別の霊子を注入して補うことで、その物体をあるべき形に修復する。主に忌霊や禍霊との戦闘で破壊された街の修復にも使われる。 人間の治療にも応用可能であるが、 使用する霊子は同じ人間の、この場合は治療を施す人間のものを使う。 失われた霊子自体は、生きていれば時間の経過とともに緩やかに回復する。 また、その人間の人格を形成する記憶や自我などは死亡し、一度霊魂が乖離したで失われるため、 どれだけ霊子を注ぎ込もうとも、死んだ人間を生き返らせるようなことはできない。 御霊巫師は、大御霊を霊子の補給源として、この霊的治療を恒常的に行っているため、 人間を遥かに超越した治癒能力を持ち、死ぬような怪我を負っても高速で修復する。 逆にそうでなければ、強大な自然界の力を行使する戦闘に、生身の人間の体は耐えられない。 ただし、攻撃を受ける度に自身の霊子は削られていくため、どれだけ肉体を修復しても、霊子が枯渇すれば、大御霊と契約するだけの霊力を失って無力化し、高い確率で死亡する。 **異端霊伐師(いたんれいばつし)/ヘレティック 霊伐師でありながら、その力を私欲のために使い、 犯罪行為に走って神霊同盟から除名された霊伐師。 英語圏では&bold(){「ヘレティック」}と呼ぶ。 最大の禁忌は一般人の殺傷。 人間を楽に殺せるだけの霊能力者が人を殺した場合、必ず霊的な痕跡が残るため、 そこから辿ることであっさりと犯人を見つけることができる。それを専門とする霊能者も存在する。 異端霊伐師は基本的には抹殺対象となり、国家と結びついた巨大な組織が追跡を行うため、 一度異端霊伐師になれば、まず長生きできず、一年以内には狩られてしまう。 逆に、それでも生き延びている異端霊伐師がいるとすれば、それだけ強力な使い手ということになる。 異端霊伐師と認定するための基準は、明文化された規範があるものの、実際はかなり曖昧である。 軽度の違反や、人道や神霊同盟のための殺人行為などは見逃されるケースもある。 その基準は組織によって異なり、 聖霊騎士団は特に規律に厳しく、異端霊伐師は一切容赦しない姿勢を取っているが、 メサイヤはその行いが、一般常識に照らして正義に当たるならば、黙認することが多い。 中華靈国に至っては内政不干渉を盾に、独自の規律を作って領内で押し通している。
*御霊巫戰紀 用語集 霊伐師 **霊伐師(れいばつし)/スレイヤー 世に仇なす忌霊や禍霊を、霊能の力で討ち滅ぼす者たちの総称。 英語圏では「スレイヤー」と呼ばれる。対忌霊戦に特化した戦闘用の能力を持っている。 御霊巫師(ドミネーター)も霊伐師の一種であるが、 通常の霊伐師と一線を画す強大さゆえ、 御霊巫師ではない一般の霊伐師を「霊伐師」と括ることも。 世の総ての霊伐師は「神霊同盟」に所属することが義務付けられており、 組織及び、協定を結んだ国家権力のバックアップを受けて活動している。 **御霊巫師(ごりょうふし/みたまかんなぎ)/ドミネーター 概念霊たる大御霊の力を行使する、高位の霊能力者たちの総称。 御霊巫師になれるのは、大御霊と極めて酷似した霊的波長をもつ、 特殊な血統の人間に限られる。 大御霊と霊的波長を合わせ、自然界に自身こそが大御霊であると錯覚させることで、一時的にその大御霊の権限を行使できる。 この行為を&bold(){「契約」}と呼び、契約した大御霊を&bold(){「契約御霊」}と呼ぶ。 一般の霊能者とは一線を画す破格の能力を持ち、 体内に契約御霊の霊子を集めることで身体能力を超人の域にまで引き上げ、 それぞれの契約御霊に纏わる自然現象を操ることから、通常兵器ではまず歯が立たない。 一つの大御霊につき一人ではなく、複数人が「契約」することもできる。 大御霊は意志を持たず、ただ波長の合う霊能者に力を与えているにすぎないので、 その力をどのように使うかは御霊巫師本人の自由意思に委ねられている。 英語圏では、自然現象を支配することから&bold(){「ドミネーター」}と呼ばれる。 なお、大御霊の力を行使できると言っても、無限に力を引き出せるわけではなく、御霊巫師自身の霊力の及ぶ限りのことしかできない。 **霊伐刀(れいばつとう) 霊伐師が使う武器で、霊子を帯びやすい性質を持ち、斬った物体に霊的な効果を及ぼすことができる。 年月を経た武器ほど霊的効果が大きいとされ、名のある霊伐師の家系は、代々伝わる名霊伐刀を所有している。 御霊巫師は、これを基点として大御霊から力を引き出している。 形状は霊伐師個人や、出身国家や地域によって異なる。 **異端霊伐師(いたんれいばつし)/ヘレティック 霊伐師でありながら、その力を私欲のために使い、 犯罪行為に走って神霊同盟から除名された霊伐師。 英語圏では&bold(){「ヘレティック」}と呼ぶ。 最大の禁忌は一般人の殺傷。 人間を楽に殺せるだけの霊能力者が人を殺した場合、必ず霊的な痕跡が残るため、 そこから辿ることであっさりと犯人を見つけることができる。それを専門とする霊能者も存在する。 異端霊伐師は基本的には抹殺対象となり、国家と結びついた巨大な組織が追跡を行うため、 一度異端霊伐師になれば、まず長生きできず、一年以内には狩られてしまう。 逆に、それでも生き延びている異端霊伐師がいるとすれば、それだけ強力な使い手ということになる。 異端霊伐師と認定するための基準は、明文化された規範があるものの、実際はかなり曖昧である。 軽度の違反や、人道や神霊同盟のための殺人行為などは見逃されるケースもある。 その基準は組織によって異なり、 聖霊騎士団は特に規律に厳しく、異端霊伐師は一切容赦しない姿勢を取っているが、 メサイヤはその行いが、一般常識に照らして正義に当たるならば、黙認することが多い。 中華靈国に至っては内政不干渉を盾に、独自の規律を作って領内で押し通している。

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