219 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/03/17(土) 21:58:03 ID:kc5hgoaNO
実家に開かずの間があるので書かさせて下さい
実家の裏庭に建っている茶室が現在開かずの間になっています
自分の実家は祖父の代まで古物商を営んでいました
その祖父がかなりのオカルトマニアで
古物商の情報網を使い色々な所から曰く付きの品を集めていました
ほとんどの品は単なるガラクタでしたが中には何品か本物も混ざっておりその中にソレはありました
ソレは南北朝時代の太刀で祖父の話しによると   罪人の首を斬る為の太刀
つまり処刑刀として使われていた品なのだそうです
祖父はコレクションの中でもこの処刑刀を一番気に入っており茶室の床の間に飾り毎日眺めて楽しんでいたそうです        

ところがある日処刑刀の下の畳にある小さな染みに気付いたそうです
その染みはちょうど処刑刀の鍔元その真下にあり
日を追うごとに大きくなっていったそうです
さすがの祖父も恐くなり茶室ごと封印したそうです
自分は小学生の時に祖父の話しを確かめる為に友人三人と茶室の鍵を壊し中に入った事がありました
中は至る所にお札が貼られ床の間には例の処刑刀が置いてあり祖父の言葉どおり床の間の畳は赤黒く変色していました
畳は湿っていて畳に触った友人の指先に真っ赤な液体がべっとり付着したのを良く覚えています
その後家族全員に怒られた事も・・・
それ以来25年茶室は開かずの間になっています。
以上が自分の実家にある開かずの間話です。
読みづらい文章で申し訳ありませんが
初めての書き込みなのでゆるして下さい

221 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/03/17(土) 22:05:15 ID:Za27QyoBO
>>219
乙です。
因みにその刀の長さはどんくらいか覚えてる?

224 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/03/18(日) 00:19:47 ID:U24GkQCmO
221さん
自分の記憶だと少し長かった気がします
恐らく打刀ではなく太刀だと記憶しております

226 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2007/03/18(日) 01:18:38 ID:64ufytZO0
>>219
前の持ち主は平気だったのかな?
おじいさんが手に入れてからその現象が起きた訳じゃあるまいに・・・
227 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2007/03/18(日) 02:43:10 ID:U24GkQCmO
自分も祖父に前の持ち主について質問をした事があります
祖父はあまり詳しく教えてくれませんでしたが前の持ち主はとある神社の神主さんらしいです
流出の詳しい経緯などは祖父も判らないようでした
祖父が買い付ける以前の状態も判らないそうです  ゴールデンウィークに帰省予定があるのでその時に詳しく聞いてみます
最終更新:2008年10月08日 22:19