313 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2006/08/14(月) 00:52:26 ID:ed/wrbFa0
そんじゃ、あけた話で。

もう建て替えたけど、前に住んでた家は階段の下がちょっとした物置になってた。
そこが「あかずの間」になる発端は、母が作ったポリ樽5つほどの漬物を置いた事。

しかもその半月後くらいに母はケガをしてしまって、しばらく入院するハメになった。
うちは母以外が全員男なもんで、漬物なんか全くいじらないままで放置。
そのうち異臭がし始めたが、退院した母も含め不精な我が一家は無視し続けた。

しばらくして異臭も収まったが、物置をあけられないまま結局6年の歳月が流れた。
だが建て替えの際に、必要に迫られて渋々あける事になったわけだ。

約2000日ぶりに封印を解かれた物置は、もう床が抜け落ちるほど腐敗していた。
一面に広がる菌世界。その光景を見てふと「風の谷のナウシカ」を思い出した。
最終更新:2008年10月06日 21:44