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189 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2006/07/31(月) 02:14:22 ID:beqXXtKb0 小学生の頃のお話。 教室にあった教卓の引き出しが開かなくなっていた。 中に色んな物を詰め過ぎて、引き出しが何かに引っ掛かったらしい。 ある日のことである。 授業中、この引き出しが開かなくなっていることに気づいた担任のM先生が この引き出しを何とか開けようとした。 「あら? なんで開かないのよ? この引き出し」  そういって引き出しの取手を掴み、一生懸命に引っ張った。 だが、なかなか開かない。 「もう~、誰? こんなイタズラしたの~」 そういってさらに力を入れて引っ張った。 ようやく引き出しがガタガタ音を立てて開いた。 「こんなに色々詰まってたのね。ちゃんと掃除しないから・・・」 そう言いながら引き出しの中に手を突っ込んだ。 引き出しを掃除しないのは先生の責任では? 「んっ? 何かしら? これは?」 先生は差し入れた腕を外の出した。何やら長いモノが腕に巻きついている。 「!」 先生の腕には、1メートル近くのアオダイショウが絡み付いていた・・・。 先生はそれを目にし、その体勢のままゆっくりと床に卒倒した。 どうやらそのアオダイショウは教卓の引き出しの中に入り込み、冬眠をしていたらし。 授業は中断。 隣のクラスのO先生を呼びに行き、その後、M先生は担架で運ばれた。 M先生は、大のヘビ嫌いだったのだ。 人が失神する瞬間を目の前で見たのは、後にも先にもこの時だけ。

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