ストーリー


古い伝承が息吹く村、有沢村(ありさわむら)。
主人公、鍋島俊文は八年ぶりに生まれ故郷である有沢村へ引っ越した。
かつての幼馴染達や、有沢村の情景に胸を躍らせながら……。
しかし、そこで見たのはオリンピック開催地になり、すっかり開発され、高度に都市化された村の姿だった。
かつての水遊び川は埋め立てられ、山は採掘で穴ぼこ。
幼い頃に必死になって探した伝説の生物「紅い蝶」は観光名所として取り上げられる始末。
再会した幼馴染、有沢村の開発を快く思わないもの、そしてオリンピック誘致にまつわる謎。
主人公、鍋島俊文を中心に濁り水はゆっくりと流れ始めていた。


最終更新:2009年06月25日 23:21