LinuxにおいてIPネットワーク上での通信には明快なルールが存在する。
- IPアドレス←→ホスト名を解決(名前解決)するDNS?が存在するのか
- DNS?を使わずに名前解決するのなら/etc/hosts?ファイルを使う
- DNS?を使うのなら各コンピューターに「どのDNS?サーバーを使うのか」を設定するため、/etc/resolv.conf?にDNS?サーバのIPアドレスを記述する
- 2と3のどちらを優先するかを/etc/nsswitch.conf?に記述する
という段階で設定する必要がある。
1.DNSが存在するか
インターネットに接続する場合であればDNS?は不可欠だが、LAN内での通信ならば必ずしも必要ではない。
LAN内通信の場合、通信相手のIPアドレスさえわかれば解決すべき名前を使わずに済むので苦労しない。
LAN内通信の場合、通信相手のIPアドレスさえわかれば解決すべき名前を使わずに済むので苦労しない。
2./etc/hosts
LAN内通信でホスト名(たとえばWindowsXPコンピューターに『xp』など)を使った接続をしたい場合、DNS?サーバに名前解決をさせるのが無難だが、LAN内コンピューターの数が少ない場合などにDNS?設置はやや大げさかもしれない。
そういう場合、/etc/hosts?ファイルが役に立つ。
/etc/hosts?ファイルにIPアドレスとホスト名を対に記述しておけば、記述したIPアドレスにホスト名で接続することができる。
そういう場合、/etc/hosts?ファイルが役に立つ。
/etc/hosts?ファイルにIPアドレスとホスト名を対に記述しておけば、記述したIPアドレスにホスト名で接続することができる。
3./etc/resolv.conf
インターネット接続や大規模なLANでの通信の場合、DNS?を設けそれを利用する方が適している。
DNS?と言っても、一般的なブロードバンドルーターやCTUを指すことが多い。
つまりほとんどはルーターのIPアドレスを指定すれば何とかなるだろう。
DNS?と言っても、一般的なブロードバンドルーターやCTUを指すことが多い。
つまりほとんどはルーターのIPアドレスを指定すれば何とかなるだろう。
4./etc/nsswitch.conf
上記2あるいは3のどちらを優先的に名前解決の方法として使用するか、をこの/etc/nsswitch.conf?で設定する。