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「おっど」(初出:平成二十六年十一月二十六日)


<あらすじ>
時は文明開化から半世紀ほど過ぎ、場所は帝都から西へ数里離れた旧宿場町。
数年前の大震災からの復興が遅れる帝都に代わって最近急成長してきた町。
人は第二の首都の意味を込めて「二都町」と呼ぶ。

そんな二都町に一人の男がやってくる。名を大願寺天涯。
二都町で喫茶店「まぐら」を営む妹の大願寺ヒサ江に会いにやってきたのだが、
往来の左右に立つ電柱を見上げて浮かぬ顔。天涯はあまり良い印象を持たない様子で、
「まるで蒼天に突き刺さる杭のよう。空が可哀相だ」とつぶやいた。

しかし町の発展は止まるはずなく、近くの小山には無線逓信用の大きな鉄塔を建てる計画も決まっていた。
すると自ずと二都町には、建設需要の成長に伴う屈強でガラの悪そうな男たちが集まってくること自明の理。

しかしこの本の本質はそこに非ず!
書きたいことは創作に懊悩する男の物語!
ただそこに力点を置いて書きなぐった作品でござい!

読んでみなくちゃ分からない!
読んでみても分からない!

以上!!