短編28

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本当に静かな夜だ
虫の声、木が弱い風に吹かれて少しだけ軋んだ音をだしている
近くの川はコンクリートでまだ固められていなくて、雨が降ったときのような音を出していた
扇風機を付けずにVIPは外をぼんやりと眺める
空には雲が3つほど流れているのが見えて、蚊取り線香の煙がぼんやり空をぼやかしてた
夏休み・・・そう考える暇もないくらいバタバタと忙しい毎日だ
夏休みの宿題だって、ラウンジに見てもらわないと全然終わってない
だけど、わざわざこの暑い夜に宿題なんてする気にはなれなかった
セミの声が自分の眠気を誘っているかのような気分だ・・・
座布団を枕にするとVIPはごろんと横になった
畳の触り心地が気持ちよくてVIPは溜息を付きながら目を閉じる
「・・・ねむ・・・」
しばらくこうしてごろごろしていよう、きっと天国が起こしてくれて、そしたら風呂に入ろう
風呂に入ってゆっくりしたらまたここでのんびりして・・・それで・・・寝ようかな・・・
まぶたが重たい・・・ちょっと寝よう・・・
静かな夜だった
虫の声が近くでずっと囁いているように鳴いていた
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