短編7

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翌日、夏休みなので昼まで寝てようと思っていたのだが、朝からシベリアに電話で起こされる。
「なあVIP、あのオカルトが怪物になってしまった薬の正体なんだけどな」
「ああ、なんか分かったのか?」
「いや、そうじゃないんだけど・・・近所に化学さんって言うお兄さんがいて、その人に例の薬を分析してもらったらどうかと思って」
シベリアは、例の事件の事に関しての記憶に問題無い様だ。
あの赤色の粉末、あれは今どこに有るのだろう?
オカルトの母親とのバトル以来、警察から何か言われる訳でもないし、ニュースにもなっていない。
「オカルトの家にもう一度行ってみるか?」
やはり、謎を謎のままにはして置けない。VIPは、シベリアと一緒に現場にもう一度行ってみる約束をした。
あそこが、その後どうなっているかは知らないが、とにかく関心を拭い去れなかった。
電話を切った後、何か食べようと思ってリビングに行くと、天国と父N速がいた。
「おいすー」
「おいすー」
「嫌韓厨が、うぜーから、父さん今日仕事休んじゃったよ」
また親父が訳の判らない事を言っている。
「ちゃんと働けよ。ブラック社員乙」
電気炊飯器から、勝手に飯をついで麦茶をかけてお茶漬けにして食べる。
天国はうまい棒をかじっているし、父N速はコーラ牛乳を飲んでいる。
そうしていると、入り口のチャイムが鳴った。
「おはようございます」
ラウンジだった。
「ちょwwwwwおまwwwwwwもう体調はいいのかwwww?」
「うはwwwwwおkwwwwwwwww」
「で、何しに来た?」
「昨日のお礼を言おうと思って・・・昨日はありがとう」
天国とN速がじろじろ見ている。
VIPは、顔を洗って着替えてから、ラウンジと取り合えず外に出ることにした。
暑い。外に出てきたはいいが、暑すぎてとてもじゃないけど公園で駄弁っている訳にも行かない。
二人は、駅前でマックに入るが、何せ少ないお小遣いのVIPには、痛い出費だ。
マックでは、クラスメイトのメンヘルがバイトしていた。
スマイル¥100のはずが、明らかに目つきがおかしい。
声こそ出ていないが、口が何やらぶつぶつ動いている。
VIPはコーラを、ラウンジはカフェオレを注文して二階に上がる。
「シベリアと一緒にオカルトの家に忍び込んで、例の赤い粉薬の成分を調べようと思ってるんだよ」
「えっ・・・!?」
「どうしても気になるんだよ。おれたちが、ここしばらく何に苦しめられてきたのか・・・」
「そんな・・・じゃあ・・・わたしも行く!」
「バーヤ!足手まといだよ」
「そんな・・・わたしだって当事者じゃないの。そんなに心配してくれなくっても・・・」
「バッ!心配なんかしてねーよ!勘違いスンナ」
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