設計審査心得
- 製品開発企画提案書の「仕様」の欄が、設計のインプットである。
- 「設計のインプットにどう応えるか、全て応えているか」を審査するのが「基本設計審査」。即ち、設計方針の妥当性確認。
- 「基本設計審査をやる必要がない」と主張したければ、設計方針が妥当であることをアピールしなければいけない。
→具体的には、設計インプットに全て応えていることを明確にすればよい。
- 製品開発企画提案書がカバーするのは設計フェーズだけである。
- 「製作」の中に「製造」と「検査」が含まれる。
- 「試験」というのは「設計の検証」と「製造(ワークマンシップ)の検証」の二通りの目的がある。
- 製品開発企画提案書に書いてある言葉と、添付資料にある言葉は対応が取れていないといけない。紛らわしい表現は避ける。
- 添付資料として出したものは、勝手に改訂してはいけない。
- ISO的なミスがあると「こんなことも教えていないのか」と社長に怒られる
- 議事録を添付する場合は、2枚目以降に記述したものを添付する。
(1枚目はフォーマットが違い過ぎるため駄目らしい。
ワークマンシップ
- 「ワークマンシップ」は今後所長等から言われることだと思うが、「スポーツマンシップ」とは違う。
- ワークマンシップの検証は、製造工程の検証である。
中間審査
- 工数データの正は、管理室からもらう
- ウインドウの「再表示」を選び、OKを押す。後は基本データを選択する。
工数計算
残業率 = 残業時間 ÷(全時間-残業時間)×100 @開発
残業率 = 残業時間 ÷ 全時間 × 100 @研
稼働率 = 直接 ÷ 全時間 ×100
内部保有工数 = 総工数-外部へ(内→外)-支援(外→内)
外部へはマイナスで計上すること。
実保有工数 = 内部保有工数 + 外部保有工数
過不足工数をなるたけゼロに近づける。
文書の書き方
文書作成(主に計画書や手順書など)の際に気をつけるべきガイドラインを教えて
頂きましたので展開します。是非、文書を社内展開する前に、下記ガイドライン
をチェックするようにしてください(同じ指摘を何度も貰わないようにしましょ
う)。
【手順書は、標準化である】
意:誰がやっても同じになること。
- 機器(供試体)の型番を記載すること。
- 校正品を使う場合は、その校正番号を記載すること。
- 試験フローは、準備~…~撤収で終わること。
- フローは各項目の幅をそろえること。
- 安全管理の項で、その試験等で使わない項に関しては、テーラリングしてOK。
- 手順書には、作業者/確認者の名前欄を設ける(@各ページごと)
- 試験条件に特記事項等がある場合は、安全管理の項に回しても良い。
- 04月みたいな表記はNG。4月はOK。
- 紙の穴の開け方は、キングファイルで綴じたときに、キングファイルの向きを
変えずに見れる位置に開ける。また、ページ番号が下もしくは、右側に来るよう
にすること。
- 計画書には、「試験の成立性」を明記すること。すなわち、「データ取得がで
きること」「評価して問題がないか」などの基準を明記する。別項出しにしても
OK。
1.2
→(1),(2),(3) …
→a,b,c …
→(a),(b),(c) …
→ア,イ,ウ,エ,オ…
というようにすること。①とかAとか使うのはNG!
4.1 諸元 → 「表4.1-1 諸元」
- 清浄度は「試験前後で測定し、既定の範囲内であること」が成立条件。
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最終更新:2013年10月11日 17:34