TPSCC Tips

最終更新:

rfactorseries

- view
だれでも歓迎! 編集

レースの効果的な進め方

NASCARには,ほかのレースカテゴリとは大きく違う点がいくつかある。
レースを勝つために必要な代表的なことを列挙してみると,単独で走っていたら速く走れないということ。
NASCARでは,スリップストリームと同じ原理の"ドラフティング"(ドラフト)を使わなければ,速く走ることはできない。
ドラフトとスリップストリームが大きく違うところは,スリップストリームは前車をオーバーテイクするのために使うに対し
ドラフトは数台のマシンが連なって,一つの集団を作ることにより,空気抵抗を緩和させて,集団全体が単独で走るよりも高
いスピードで走ることができるというものだ。
ドラフトは,常にハイスピードを維持できるオーバルコースならではの走り方でもあるが,ドラフトをうまく使えるかどう
かが勝敗に大きく関わってくる。
単独でゴールラインに辿り着くことが少ないNASCARでは,ドラフトの使い合い,その集団から抜け出すタイミングなどが非常
に難しくドライバー同士の重要な駆け引きの部分となっているのだ。


アップグレード

  • Track Configurationについて
TPSCCではトラックの長さに合わせてマシンを選択する事になりますので
スクリーンショット(小さくて申し訳ないです)と併せて簡単に紹介していきたいと思います。

SpeedWay
1マイル以上~2.5マイルまでのオーバルコースで選択するアップグレードです。
4つのアップグレードの中で1番使うことになるとでしょう。
使用トラック: Georgia(Atlanta)、Fontana(California)、Illinois(Chicago)、South Carolina(Darlington)
         Delaware(Dover)、South_Dade(Homesteade)、Indianaploice、Nevada(Las Vegas)
         Concord(Lowe's)、Brooklyn(Michigan)、Pennsylvania(Pocono)、Fort Worth(Texas)

SuperSpeedway
2.5マイル以上のオーバルコースで選択するアップグレードです。
使用トラック:Florida(Daytona)、Alabama(Talladega)

Short Track
0.5マイル以上~1マイルのオーバルコース(一部例外あり)で選択するアップグレードです。
ハードブレーキングに耐える為に、ブレーキダクトが増設されています。
使用トラック: Tennessee(Bristol)、Virginia(Martinsville)、Loudon(New Hampshire)
         Arizona(Phoenix)、Blue Ridge(Richmond)

Road Course
ロードコースを走る際に選択するアップグレードです。
こちらもShort Track仕様と同様にブレーキダクトが増設されています。
使用トラック:Sonoma(Infineon)、Watkins Glen

※ NASCAR.COMでは、SpeedWayの定義を1マイル~2マイル未満のトラックとしていますが
  TPSCC(NR2003?)のトラックのルールに沿って、2マイルまでのトラックと定義しました。

  • Track-Specific Tireについて
コース名と同様のタイヤを選択しないと、タイヤは最大限のパフォーマンスを発揮しないので注意しましょう。

サーバーにログインする前に、マシンとタイヤのアップグレードの確認を行いましょう。

レースウィークエンドの流れ


  • Practice
 レースウィークエンドは、まずプラクティス、練習走行から始まります。
 ここではミスやルール違反等をしても、イエローフラッグやペナルティを受けることはありません。
 思う存分練習して予選へ挑みましょう。
 (正し、ピットロードのスピード制限は厳守しましょう)

  • Qualify
 プラクティスが終わると予選です。
 予選はコースを2周(※1)タイムアタックし、速かった周回のタイムの方を予選タイムとします。
 この予選のタイムが良ければ良いほど前のスターティング・グリッドを得ることが出来ます。
 当然目指すのは一番先頭のスターティング・グリッドであるポール・ポジションです。
 なお、この予選で違反をすると失格になりノータイムとなります。十分注意しましょう。

 ※1 プライベート予選方式による4ラップ制限が基本的なスタイルになっています。
   また、サーバーの設定によっては、予選の週回数が変わりますので注意しましょう。

  • Happy Hour(Warm Up)
 予選の後に決勝レース前の練習走行、ハッピーアワー(ウォームアップ)が入ります。単発レースのときは無い場合もあります。
 練習走行といっても、決勝レース前の軽いウォームアップと捕らえるのが良いでしょう。

 ここでのルール等の扱いはプラクティスと同じになります。

  • Race
ハッピーアワー(ウォームアップ)が終わり、いよいよ決勝レースです。
ペースカーの先導の下、2列縦隊のローリング・スタートでレースがスタートします。

  • START
ペースカーがピットに入り、(フラッグマンが居ないので)スポッターの合図と同時にレース・スタートとなります。
合図に出てくるグリーン・フラッグとは、レース・スタート/リスタートを表す旗です。

スタート/フィニッシュライン(S/Fライン)を越えるまでは、自分の目の前の車を抜いてはいけません
自分の横にいる車は抜いてもOKです
自分の横でも、S/Fラインを越えるまではレース・リーダー(1位の人)を抜いてはいけません
(但し、前の車があまりにも遅い場合には抜いても違反にはなりません)

先頭の2台は、ペースカー追い越しのペナルティを避ける意味も込めて、合図後に加速を始めるのが良いでしょう。

  • CAUTION
レース中、コース上でひとたびアクシデントが発生すると、イエロー・フラッグが振られてフルコースコーションとなります。
この間はペースカーの先導による全車スローダウン、追い越し禁止となります。
イエロー・フラッグとは、コース上が危険な状態であり全車スロー走行、追い越し禁止を表す旗です。

イエロー・フラッグが出たら、アクセルを抜いて自然減速を行いながらS/Fラインを通過して下さい。
この時、追い越し禁止となっていますので、注意をして下さい。
(2003年のルールに沿っているので、実際はレースをS/Fラインを越えるまで続行をすべきなのですが
コーション中に誰の後方に並ぶかの黄色文字による指示が錯綜しますので、この方法が無難なようです。)


イエロー・フラッグが出た周回はピット・クローズドとなり、ピットインできません。
この様な警告が出ますので、十分に注意して下さい。

ペースカーが入った最初の周回の終わりにピット・オープンとなり、ピットインできるようになります。
後述しますが、ピットが開いた最初のラップにピットイン出来るのはトップと同一周回のマシンのみです。
周回遅れのマシンは次のラップまで待たなければなりません。

  • PIT-STOP
そのコーションが、レース戦略では重要なファクターになります。
タイヤ交換や燃料補給をこの時に行えば順位のロスは最小限で済むのです。
もちろん、短いピット作業は大幅なポジション・アップをもたらします。
(画像挿入予定)

ピットロードの制限速度を厳守しましょう。
芝生を走ってピットロードへ向かうことは禁止です。
ピットが開いた最初のラップにピットイン出来るのはトップと同一周回のマシンのみです。
周回遅れのマシンは次のラップまで待たなければなりません

コースに戻る時は、ターン1と2の黄色(or白)線より内側を走り、バックストレートで合流にするようにしましょう。

  • Lucky Dog Pass
後述の予定

  • RESTART
リスタートは基本的にスタートと一緒です。
ここでは、スタートとリスタート最大の違いである、Double File Restarts(2列再スタート)のルールについて解説します。

ペースラップ最後の周回になるまでは、イエロー・フラッグが提示されS/Fラインを通過した順に隊列を作りスロー走行します。
このときStay behind ○○.(○○にはプレイヤー名、またはペースカーが入る)などと誰の後ろに付けや、誰をパスしろと指示が出るのでその通りにしましょう。

ペースラップ最後の周回になると、コース脇のコーション・ランプのランプが消えます(※1)。
また、同時に以下の文章が表示がされます。


この時に周回遅れの車がいると2列になります。
しかし、この周が最後の10周以内の場合は2列にはなりません。

この周回で自分がリードラップ(トップと同一周回)にいる場合は、
Go on the outside line. Stay behind ○○.

周回遅れの場合は、
Go on the inside line. Stay behind ○○.

と指示が出ます。その指示に従いましょう。

結果的にはリスタート直前に
という形になっているはずです。

※1 コースによっては、コース脇にランプがありませんので、十分に注意しましょう。

  • GREENWhite・Checker
レースが残り5周を切った状態でコーションが出てしまった場合、レースの距離(ゲーム内では2周分)を延長します。
このルールは、アンダーグリーンでのフィニッシュを目的として、2004年のSiemens 300(New Hampshire)から導入されました。(2010年からは、最大で3回まで適用することが出来るようにルールが改定されました。)
コーション中は、コースにステイするのが定石ではあるが、順位・人数によってはギャンブルを賭けてピットインするのもアリ。
このルールによってグリーンフラッグとなった後、コーションが発生してもレースはそのまま終了となります。

  • PENALTY
上記で上げていないペナルティの対象となる行為。

複数のブラック・フラッグによるペナルティを受けても、1回のピットインでまとめて全部消化できます。
ペナルティの消化はアンダー・グリーン(通常のレースの状態)でのみだけです。
コーション時は消化できません。リスタート時も出来ません。
イエローフラッグが出た時、たまたまピットロードにいたときはペナルティを消化することが出来ます。
ブラック・フラッグを受けた状態でコースを4周すると失格となります。

ペナルティ名       通常時      コーション時 ペナルティ名の意味            
Passing the leader Stop and Go -     スタート/リスタート時にリーダーを抜いた 
Passing the pacecar Stop and Go -     スタート/リスタート時にペースカーを抜いた
Passing under yellow -    Stop and Go コーション中に前の車を追い抜いた     
Entering closed pits -    Longest Line ピットクローズドの時にピットインした
Unsafe pit entrance Stop and Go Longest Line 芝生の上を走ってピットインしたり、ピットレーンをショートカットしたりした
Unsafe pit out Stop and Go Longest Line 芝生の上を走ってピットアウトしたり、ピットレーンをショートカットしたりした
Speeding in pits Drive Thru Longest Line ピットレーンのスピード違反
Failure to pit Stop and Go Longest Line ピットで違反行為があった
DQ :失格
Stop and Go :ピットストップしてオフィシャルの指示があるまで停止
Drive Thru :ピットロードを通過(ピットストップしない)
Longest Line :リスタート時に隊列の一番後ろに付く

NASCARのルールは他のカテゴリのレースと比べて非常に複雑ですが、レースを重ねるうちに覚えていきます。
初心者でいきなりこれらのことをすべて理解しろ、というのは無理なので少しずつ覚えていきましょう。
ただ、頭の片隅には入れておいて下さいね。

チャットについて

  • 登録しておくと便利なチャット
元はNR2003(NASCAR Racing 2003)で使用されていたチャットですが
ストックカー系Modによるレース時に役に立つと思いますので紹介します。

1.Pitting this lap, Pass high./Exiting pit, Pass high.
ピットイン・アウト時に使用するチャットです。
積極的に使って、周りの人に知らせた方が良いでしょう。

2.Pass low.→左から抜かせ/Pass high.→右から抜かせ
意図的に抜いて欲しいときに使うと良いでしょう
(自分が周回遅れのときや何らかの原因でスピードが出ないとき)

3.Going low.→左から抜く/Going high.→右から抜く
前にスピード差がある車が走っている場合に
(遅い周回遅れをかわす時のみに使用して、同一lapの人や
スピード差がない場合は周回遅れでも使わないほうがいいと思われます)

4.Stay line, Work it together.
孤独を感じたら使ってみると良いかも。
誰かが貴方のドラフティングパートナーになってくれるかも知れませんよ。

5.Damage and off pace.
マシンの調子が良くない場合に回りの人に知らせておきましょう。
特にリスタート時。1と併用するとなお良い。

NASCARを知る為に・・・

NASCARを楽しく知るのに適した映画を。






■ 番外編:今年のデイトナ500で放映された北米トヨタのNASCAR CM

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー