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 *逆転裁判世界の法制度
 
 逆転裁判世界の法制度は現在の日本とは大きく異なり、また、明白な設定が存在するのかもわからないため、これについて議論することはあまり意味がない。
 「ピンチに陥った被告人を助けるために、主人公の弁護士が逆転無罪を目指して奮闘する」という“ゲームの世界観”を実現するための設定であるから、現実にそぐわないのは、ある種当たり前だ。
 とにもかくにも、以下に判明していることを記す。
 
 **序審法廷
 
 1作目2話
 >ナルホド
 >世紀が変わっても、あいかわらず犯罪は増加の一途をたどり‥‥
 >時間のかかる法廷のシステムでは処理しきれなくなってしまった。
 >そのため、数年前から設置された序審法廷の期間は、最長でも3日。
 >たいていは1日で終わってしまう。もちろん、有罪判決で、だ。
 
 ゲームオーバー時
 >サイバンチョ 
 >被告人はこれより、その身柄を司直に預けるものとし、 
 >1ヶ月以内に、高等裁判所において通常裁判を受けることとします。 
 >では、本日はこれにて閉廷!
 
 以上から、逆転裁判世界においては、
 -序審法廷では、容疑者が白か黒か(犯人なのか否か)のみ判断する。
 -序審法廷で有罪になった場合は、高等裁判所における通常裁判(現在の日本における普通の裁判)で審議される。
 という流れではないかと予測される。(下図参照)
 #ref(gyakutensaiban-houseido.gif)
 4作目4話で、裁判長が被告人に対して、「あなたは別の弁護士に依頼し、上告する権利がある」旨発言しているが、現在の日本の三審制のような、通常裁判以降に控訴・上告ができるシステムがあるかどうかは不明であり、また、序審法廷を扱う逆転裁判において、それらのシステムが明らかになることは今後ともない可能性が高い。
 
 また、根本的に法制度のシステムが異なり、「序審法廷は白黒のみ判断、通常裁判で刑決定」のような、分業制がとられている可能性も否定できない。
 
 (犯罪が増えているから序審法廷制度を導入したとあるが、その序審法廷でほとんど有罪になるようだから、結局通常裁判の数は減らないのでは…?単なる成歩堂の思いこみという説もある。大抵の裁判が有罪になるのなら豪のような無敗の検事が普通に居るはずで伝説扱いされる事もないと思われるため)
 
 **量刑
 
 序審法廷では量刑を決定しない(有罪か無罪かの決定)ので、逆転裁判世界にどのような量刑があるのかすらはっきりしない。
 少なくとも死刑は存在する。
+また、逆転裁判世界では、殺人事件で有罪判決となると犯人は必ず死刑という説がある。
+これは、逆転裁判スレにおいて初期から言われている説であるが、はっきりとしたソースがない。
+プロデューサーの稲葉氏がこのような発言をしたというレスも見られるが、これもソース不明である。
+&bold(){(ソースをご存知の方がいたら、ソースを明記の上、訂正・修正をお願いします)}
+この説は1作目が発売された頃から存在していた(作中に殺人即死刑という雰囲気があったため)。
+2作目以降では以下のように「必ず死刑」説はないのではないかと思われる。
 
-また、逆転裁判世界では、殺人事件で有罪判決となると犯人は必ず死刑という。
-プロデューサーの稲葉氏がこのような発言をした。
+3ー2で裁判長が"殺人は極刑の可能性がある"と発言しているが、必ずしも「極刑=死刑」とはいいきれない。
+
+1-3や3-5などの過剰・(正当)防衛もしくはそれに近いと考えられる事件が死刑とは到底考えられず、
+2-3において御剣が「犯人は悪いようにはしない」と情状面から量刑に配慮する発言があり、少なくとも「必ず」ということはないと思われる。
+なお、逆にある程度の根拠をもって逆裁世界の量刑規準は現実世界とそれほど大差がないという説もしくは解釈も存在する。
+
+4において
+「殺人でも死刑になるとは限らない(2章の滝太の発言、4章の牙流の状況)」
+「密輸は死刑にはならない」
+などが明らかになった。
+
+(ゲームとしては、「被告人が有罪になれば即死刑になる」というほうが、プレイヤーに「なんとしても助けなければ!」という気を起こさせることが出来るのではないだろうか)
+
+逆転検事2の第2話において逆転裁判1の第1話の犯人が服役しており、模範囚として評価されている。
+また、「出所後にトリマーになりたい」と言う旨の発言をしているので懲役刑止まりのようだ。
 
 
 **ゴドーは正当防衛? 過剰防衛? 過失致死?
 
 これについては以下参照。意見はわかれている。
 http://www.geocities.jp/gyakusai_template/neta_2.html#3
 過剰防衛で微罪という意見が多い、実際、正当防衛の要件はほぼ満たしている。
 
 **その他
 
 -バッジ
 検事バッジ(秋霜烈日バッジ)や裁判官バッジが存在しない理由は、制作サイドがその設定を知らなかった可能性がある。
 ファンブック(電撃)での巧氏解答。
 「え? 検事バッジなんてあるんですか‥‥と答えてしまっては身も蓋もないので、あの世界では今、検事はバッジをしないのがオシャレ‥‥そんなところではないでしょうか。とりあえず、取り扱い説明書に書いてあるとおり《本ゲームに登場する人物や法律、法廷の仕組みはすべてフィクションです》」
 後に「逆転検事」にて秋霜烈日バッジが登場するとともに、なぜバッジが付けられてないかの理由が語られた。
 
 -殺人事件の時効
 1作目4話の舞台である2001年(平成13年)の時点では殺人事件の時効が15年となっているが、2005年(平成17年)1月1日施行の改正刑事訴訟法により、最高刑が死刑になる殺人などの公訴時効は15年から25年に改正された(刑事訴訟法第二百五十条)。更に2010年、殺人事件における時効は廃止となった。
 
 逆転裁判は海外でも発売された。
 アメリカ、イギリスには殺人事件の時効はない。
 
 -法廷侮辱罪
 現在の日本には法廷侮辱罪なる罪は存在しない。
 裁判所法第七十一条(法廷の秩序維持)では、裁判所の職務執行を妨げるなら退廷させたり場合によっては警察官を呼ぶことができる。
 また、第七十三条(審判妨害罪)では第七十一条等に反した場合において「一年以下の懲役若しくは禁錮又は千円以下の罰金に処する」
 
 -一事不再審
 3作目2話で一事不再審という言葉が登場するが、一般的には「一事不再理」という。
 一度無罪判決を言い渡してから控訴(抗告・上告)されずに確定した後、新たな証拠や証人が出てきたとしても二度と罪に問うことができない制度を指す。
 一事不再理
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E4%BA%8B%E4%B8%8D%E5%86%8D%E7%90%86
 日本国憲法第三十九条、刑事訴訟法第三百三十七条に基づいている。
 
 -海外
 アメリカで検事になったという設定の狩魔冥だが、アメリカでは選挙で検事を決定する。また、英語版ではドイツ出身という設定になっている。
 ドイツは日本と似た仕組みで、法学部・司法試験(第1次)・司法修習・司法試験(第2次)を経て検事、弁護士、判事となる。
 
 **法律など関係サイト
 
 検察庁
 http://www.kensatsu.go.jp/
 日本弁護士連合会
 http://www.nichibenren.or.jp/index.html
 裁判所
 http://www.courts.go.jp/
 
 RONの六法全書 on LINE
 http://www.ron.gr.jp/law/
 法、納得!どっとこむ
 http://www.hou-nattoku.com/index.php
 弁護士費用(着手金・成功報酬)自動計算機
 http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/law2feecalj.html
 Furi-Law アメリカの裁判制度
 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4117/lawA-1.html
 無限回廊 endless loop (国内の刑事事件を豊富な参考文献と共に紹介)
 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/m.htm
 関連用語の基礎知識(無限回廊 endless loop内)
 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/kisotisiki.htm
 刑事裁判の知識
 http://profiler.hp.infoseek.co.jp/procedure.htm